ココロをつかむ受け答え
今回は、わたしが初めて中国人のココロをつかんだ、
大切なフレーズをお届けします。
わたしが、初めて中国を訪れたのは2002年10月。
当時の、わたしの中国語はホントにダメダメ。。^^;
知ってる中国語といえば、「イホ好」、「謝謝」、「対不起」など、
旅行ガイドブックに載っているような、超簡単な単語だけ。
こんな「素手」で、
「熊」と戦うような状態で、
中国に行ってしまったのだから本当に恐ろしい。
でも、初めての中国で、いきなり中国人のココロをつかんだフレーズが
ある。それは・・・
挨拶の受け答えなんです!
ただ、この挨拶の受け答えが、
他の日本人と違ったようで、大ウケしてしまった。
そのフレーズとは、
ちょうど7日目で中国にも慣れてきた頃・・・
ある朝、
ある中国人女性スタッフが、わたしに声をかけてきたんです。
若い女性スタッフ:「モンリーさん、元気?」
モンリー:「お、お、おう。元気、ニーハオだよ。」
(↑日本語と中国語が混じっててかなり怪しい(笑))
若い女性スタッフ:「クスッ」
モンリー:「(なんか笑われてるなぁ)」
んっと・・キ、キミの仕事はどうなの?(日本語で)」
若い女性スタッフ:「ん? わたし? うん、頑張ってるわよ。」
「モンリーさんは?」
モンリー:「オレ?」
「えっ、っと・・・・」
「(こんな時、なんて言うんだっけなぁ・・・)」
・・・・
・・・・
「・・(そうだ!)」
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
「まあまあだよ」
若い女性スタッフ:「プッ」
若い女性スタッフ:「モンリーさん、おかしいよ!」
「普通は、調子いいよ!とか、
絶好調!とか 言うんだよ (笑)」
モンリー:「え? そうなの?
でも、ホントにまあまあなんだもん(笑)」
フフフフ・・・
どうもウケちゃったみたい。
中国語「ど素人」のわたしが、
偉そうに「まあまあだなぁ」だなんて言っちゃったから
若い女性スタッフには、かなりウケた。
これは、
外国人の特権。
「日本人は、中国語を話せない・・・」
そういう先入観があるから、
その日本人が、意外な中国語フレーズを発すると、
ホントにウケるんですよ(バックナンバー参照↓)
中国語講座:外国人だからこそウケることば
この事件以来、
たとえ、「調子がよくても」「絶好調でも」
「まあまあだよ」と言ってました・・・。(笑)
ホントは、朝からハンバーグを食べられるぐらい、
絶好調なんですけどね。(笑)
ということで、
今日の中国語です。
(1)日本語
「まあまあだよ」
(2)中国語
このフレーズは、意外なことに、
あまり辞書には載ってないんですよね。
よく使うのにどうしてだろ? (謎)
ちなみに、文法的には
「還可以」の、「還」は「さらに」とか「まだ」という意味を持ちます。
「可以」は、「縲怩ナきる」という意味を持っていますね。
「還」と「可以」は中国語検定3級、4級によく出てくる単語なので
合わせて覚えておくといいですね。
さあ、
もし、これから中国に初めて行く人は、いきなり今回習ったフレーズ
「還可以」を使ってみてください。きっと、ココロをつかめるはず。