文法勉強が中国語上達をダメにする
こんばんは。
っと、このブログを早朝チェックしている人からみたら、「おはよう」と言ったほうがいいですかね・・・。でも、お昼に見ている人がいれば「こんにちは」かな。そう考えると、ブログでの挨拶って安易にかけないものですね。他のブログはどうしているのかな。ちょっと気になります。
さてさて、3ヶ月で中国語の成果を出したということで、よく中国語の勉強方法について聞かれます。人それぞれ勉強方法には合う、合わないがあるとは思いますが、私が自信を持ってオススメできる勉強方法を一つずつ書いていきます。今日はその1回目です。
こちらもご参考に→3ヶ月で中国語検定3級に合格できたヒミツ
よく、皆さんから聞かれるのが、「あなたには、何か特別な勉強方法があるんですか?」
何を以って特別なのか、その指標は分かりませんが(笑)、私の勉強法はひたすら会話を聞く&復唱することにあります。例えば、100時間勉強したら、そのうちの90時間は「会話を聞く&復唱する」。まさにこの勉強方法を徹底します。残りの10時間は、文法を「ご参考として理解する程度」だけですね。
チョットわざと、太字の赤で色分けしてみました。ここって、けっこう重要なんですよ。私の中で、文法を覚えることはあくまでも直前の試験対策としてだけで、それ以外には一切ありません。
なぜかというと、文法とは、語学全般にいえることなんですが、ハッキリ言って余計な勉強と言っても良いと思います。こんな事を言ったら文法解説書の出版会社に怒られちゃいますね・・・(苦笑)
種明かしには、文法とはそもそも、いつ、どこで、どのように使うのか。それを考えると理解が早いです。以下は、中国人に中国語で話し掛けられて、中国語で返すまでのプロセスです。
★会話プロセス
(1)中国語で話し掛けられた。
↓
(2)日本語に訳す。
↓
(3)中国語で返す。
このプロセスの中で、文法は(1)から(2)もしくは(2)から(3)に移るときの「日本語⇔中国語」変換で使うと思います。
んっ? だったら、文法は重要じゃないか。確かにそう解釈する人もいるかもしませんが、中国語のスペシャリストになると、こんな長いプロセスを踏みません。
スペシャリストは、
(1)中国語で話し掛けられた。
↓
(2)中国語で答える。
こうなんですよね。変な話、中国語⇔日本語の変換がありませんので、文法って必要ないんです。例えば、極端な言い方をすると中国語の質問に対する、次の答えがもう頭の中で中国語フレーズとして用意されているのです。なぜなら、スペシャリストクラスになると、毎回、頭の中で日本語変換プロセスをこなしているようじゃ、スピード的に追いつきませんので。
彼らは、既に中国語のフレーズ(文章)を数千縲恊薄怐A頭の中に持っています。必要な時に、そのフレーズを引き出して、その時に必要な単語をフレーズに埋め込んで、会話する。これに尽きると思います。極端な話、スペシャリストのレベルは・・・ 引き出しに入ったフレーズの数で決まると言ってもいいぐらいです。
つまり、文法とはあくまでも「変換」するために必要であって、会話の上達とは別と考えて良いでしょう。私が10時間使った理由は、試験対策だけです。試験には必ず文法問題が出ますので。目的はその試験対策のためだけだったと考えてください。
ハッキリ言って中国語の学習は、会話聞き取り&復唱で、中国語のフレーズ(文章)を覚えてしまい、そのフレーズの数を増やしていくことが、素人→初級→中級→上級へと進化していくと考えてよいと思います。
こんな結論に至った理由には、私の英語学習にありました。英語は中学、高校、大学と、10年以上かけて勉強してきました。しかし、時間をかけたわりに全く話せないんですよね。(笑) これは文法を中心とした学習だったため、つまり会話には、「変換プロセスありき」で考えていたからです。
これじゃあ、会話は上達しませんね。そもそも勉強方法に誤りがあるのです。
★まとめ
(1)中国語学習は、とにかく会話を聞く&復唱すること。
(2)そのフレーズを覚えた数が会話レベルの向上につながると思って良い。
最後まで読んでくれてありがとうございますね。尚、中国語の会話学習には↓が最適です。
⇒3ヶ月で中国語検定3級に合格できたヒミツ